10月18日(日)、福井大学文京キャンパスで開催される「福大未来キャンパス2026-中高生のための未来発見講座-」において、当研究室の体験講座を開催します。
講座のタイトルは、
「ものづくりから始まる科学 ~ラジオ放送波による電波発電の探究~」
です。
私たちの研究室では、ラジオ放送波を「情報を運ぶ電波」としてだけでなく、「空間に存在するエネルギー」として捉え、無給電ラジオ、電波発電、電波伝搬、防災などの研究を進めています。
今回の未来キャンパスでは、その研究の一部を中高生のみなさんに実際に体験してもらいます。
まず、福井大学で研究・開発した無給電ラジオ「HOOPRA」を使って、電池も外部電源も使わず、空間を伝わってきたラジオ放送波だけから音を取り出す実験を行います。
さらに、ラジオ放送波が持つエネルギーを電気として取り出す「電波発電」にも挑戦します。

アンテナの向きや場所を変えると、受信の強さや取り出せるエネルギーはどう変わるでしょうか。
見る、聞く、測る、そして考える。
実際の実験を通して、目には見えない電波の世界を探究します。
この研究の原点の一つは、ラジオのものづくりです。
ものを作り、「なぜこうなるのだろう?」と考え、実験して確かめる。その繰り返しから、新しい研究テーマが生まれてきました。
現在では、電波発電だけでなく、災害時にラジオ放送がどこまで届くのかという防災研究にも取り組んでいます。
能登半島地震をきっかけに進めている研究についても紹介し、停電や通信障害が発生したとき、広域に送られているラジオ放送が情報を届ける手段としてどのような可能性を持つのかを考えます。
「ものづくり」から「科学的な探究」へ。
そして、「電波発電」や「防災」の研究へ。
身近なラジオから大学の研究がどのように生まれ、広がっていくのかを、中高生のみなさんに体験してもらいたいと思います。
ラジオや電波、エネルギーに興味がある人はもちろん、「電波って何だろう?」「電波からどうして電気が取り出せるの?」「災害のとき、ラジオ放送はどこまで届くの?」という人も大歓迎です。
■日時
2026年10月18日(日)
1限目 10:00~10:45
2限目 11:00~11:45
■対象
中高生
■会場
福井大学 文京キャンパス
■参加費
無料
■申込締切
10月4日(日)
詳細・お申し込みは「福大未来キャンパス2026」公式サイトから。
https://chiiki.ad.u-fukui.ac.jp/miraicampus/

