JST(科学技術振興機構)の公式YouTubeチャンネル「大学見本市CHANNEL」にて、大学見本市2026~イノベーションジャパンに出展する研究内容を紹介した動画が公開されました。
今回のテーマは、
「放送波から、情報と電力を。」
です。
動画では、研究室で進めている
「エネルギー分配を実現する放送波による電波発電と防災技術」
について、約4分で紹介しています。
災害時に「情報が届く」とは何か
災害時には、情報が発信されていることと、その情報が必要な人へ実際に届くことは同じではありません。
停電、通信障害、道路寸断、集落の孤立などが重なる状況において、研究室では情報の「到達性」を重要な研究課題として捉えています。
研究室では、中波AM放送波の広域伝搬特性や、地下空間を含むさまざまな環境での受信実験を進めるとともに、電池や外部アンテナを必要としない無給電ラジオ HOOPRA(フープラ)、放送波から微小電力を取り出す電波発電、さらにテキスタイルアンテナ TEXRA(テキスラ) などへ研究を展開しています。
「放送波によるエネルギー分配」へ
放送局から送信される電波には、音声などの情報だけでなく、電磁エネルギーも含まれています。
一つの放送波から、情報と微小な電力の双方を受け取る。
研究室では、この考え方を「放送波によるエネルギー分配」として研究しています。
無給電ラジオという「ものづくり」から始まり、電波伝搬、電波発電、地下空間、防災技術へと研究が広がってきました。
動画では、こうした「ものづくりから始まる科学」の流れも紹介しています。
大学見本市2026で実機をご紹介します
研究内容は、東京ビッグサイトで開催される大学見本市2026~イノベーションジャパンでもご紹介します。
開催日:2026年8月27日(木)・28日(金)
会場:東京ビッグサイト 南展示棟 南1ホール
福井大学ブース:S-001
また、8月27日(木)11:01から、ピッチステージAでも研究内容をご紹介します。
会場では、HOOPRAをはじめとした実機や研究成果をご覧いただきながら、電波発電、防災活用、製品化、共同研究などについてご紹介します。
私は、企業・自治体・研究機関の皆さまと、今後の共同研究や社会実装について議論できればと考えています。
ぜひJST公式動画をご覧いただき、会場にもお越しください。
